JCBの支払い方法ショッピングスキップ払いとは?

日々、クレジットカードを利用していると、1回で支払えるつもりでいた買い物代金が急な出費があったために支払えなくなる時があります。

ただ、リボ払いにすると支払う利息が高額になってしまうため、まとまったお金が入る時に全額一括で支払ってしまいたいと思うものです。

そんな利用者の思いにこたえた支払方法が「ショッピングスキップ払い」です。

JCBの1回払いは毎月15日締めの翌月10日払いですが、ショッピングスキップ払いに申し込むと、1回払いの支払い月を利用者の指定する支払月(最大6ケ月後)に変更でき、その月に利用金額と手数料を一括で支払うことになります。

ショッピングスキップ払いへの申込

ショッピングスキップ払いを利用するには、支払い日の5営業日前までにJCBの会員サイト「MyJCB」で手続きをするか、JCBの電話窓口に連絡します。

なお、支払いのスキップは明細ごとにできるため、例えば、当月に日用品や食料品などの他にエアコンを購入した場合、エアコンの支払いだけをスキップさせることが可能です。

「あとからリボ」や「あとから分割」と違う点

ショッピングスキップ払いが以前からあった「あとからリボ」などと違う点は、先延ばしした支払いを一括で支払うということです。

例えば、1回払いの予定で買い物をした20万円の支払いができなくなった時に、あとからリボにすると2万円を10回とか、1万円を20回というように支払っていきます。

しかし、ショッピングスキップ払いの場合は、決済月に20万円を全額1回で支払います。

ショッピングスキップ払いの手数料

支払いを延期した分当然、金利を負担しなければならず、ショッピングスキップ払いの金利はリボ払いと同じ年利15.0%(月利1.25%)になっています。

金利が15%だとすると気を付けなければならないのが、ショッピングスキップ払いで延ばした月数によってはリボ払いの方がお得ということが起こり得ます。

仮に、6ケ月延ばすと手数料の金利は7.5%になります。

そこで、上記の20万円を6ケ月後に一括で支払ったとすると手数料は20万円×7.5%で15,000円になりますが、例えば、20万円を月額2万円のリボ払いにすると、支払回数が11回で、利息総額は14,776円です。

結果的にリボ払いにした方がお得ということです。ただ当然、月額が2万円未満になるとリボ払いの方の利息が多くなります。消費者金融初めての人は分からないと思いますが、消費者金融では金利は18.0%なので、まだスキップ払いの15.0%の方が安いのです。

ショッピングスキップ払いの利用可能カード

ショッピングスキップ払いの対象となるカードは「JCB発行のクレジットカード(プロパーカード+提携カード)」で、且つ、分割払いのできるものに限られます。

リボ払い専用カードは対象外です。また、「支払い名人」を利用している場合はショッピングスキップ払いができません。支払い名人というのは、1回払いにしたものが自動的にリボ払いになるサービスのことです。

ボーナス払い

ショッピングスキップ払いに似た支払い方法に「ボーナス1回払い」があります。ボーナス1回払いであれば、手数料が0円で支払いを先延ばしにすることができます。

ショッピングスキップ払いのような無駄な手数料を支払うことがありません。

JCBカードの場合、夏の8月10日と冬の1月10日がボーナス1回払いの支払い日です。ボーナス月の支払いが可能であれば、手数料の掛からないボーナス1回払いを選択した方が絶対にお得です。

ショッピングスキップ払いは当初に1回払いで申請した後になって支払えなくなったことに対する救済処置のようなものであり、2~3か月後に一括で支払える場合は有効な手段となります。

しかし、ショッピングスキップ払いを申込むということは買い物を「失敗した」ということに違いはありません。

ちなみに、ショッピングスキップ払いの再スキップは不可ですが、「まとめ払い(繰上返済)」によって支払いを早めることはできます。支払える時には1ケ月でも早く支払うのが無駄な手数料を払わずに済む常道です。

クレジットカードのショッピング保険の内容と補償額一覧

クレジットカードの多くに「ショッピング保険」が付帯されています。ショッピング保険が付帯されていると、商品の破損や盗難などによる損害を補償してもらえます。

なお、ショッピング保険の正式名称は「動産総合保険」と言いますが、カード会社によって、「買い物保険」や「ショッピングガード保険」、「ショッピング・プロテクション」など、様々な名前が付けられています。

ところで、同じような保険に「盗難・紛失保険」がありますが、盗難・紛失保険は「盗難や紛失したカードの不正利用によって被った損害」が補償される保険で、ショッピング保険は「カードで購入した商品の破損・盗難によって被った損害」が補償される保険です。

ショッピング保険のメリット

ショッピング保険の主なメリットは以下の2つです。

①現金での購入では絶対にしてもらえない補償を受けられます。
②他人にプレゼントした商品も補償の対象です。

例えば、10万円もするカメラを購入して1ケ月しか経っていないのに、誤って川に落としたことで使えなくなりました。

こんな時、カメラを現金で購入した場合は泣く泣く諦めるしかありませんが、ショッピング保険の付帯されているカードで購入した場合は不慮の事故として購入金額を補償してもらえます。

また、ショッピング保険の付帯されたカードで購入したブランドバッグを恋人にプレゼントした後、恋人がそのバッグを盗まれたとしても補償されます。

ショッピング保険の適用条件

ショッピング保険が適用される条件として、リボ払いか分割払いでの支払いを指定しているカードが少なくありません。また、海外で購入した商品のみを補償対象としているカードもあります。

なお、リボ払いで購入したとしても、「リボ払いの設定金額」次第で1回払いと同様手数料を掛からなくすることができますし、「まとめ払い」の手続きをすることで一括でも支払えます。

ショッピング保険の補償期間

ショッピング保険の補償期間は通常、商品購入から「90日」になっています。180日というカードもあります。

ショッピング保険の適用除外商品

ショッピング保険はすべての商品に適用されるわけではなく、補償の対象外となる商品群があります。以下の商品が適用除外となります。
・スマホやパソコンなどのデジタルコンテンツ
・コンタクトレンズ、めがね、入れ歯などの矯正商品
・ペットや植物
・食料品全般(酒類を含む)
・現金の他、航空券や商品券などあらゆる金券類
・自動車や自転車、船舶、ハングライダーなどの乗り物
・絵画、美術品、骨董品、書籍

当然、適用される商品の方が圧倒的に多いため、ショッピング保険が無駄だということにはなりません。

ショッピング保険の適用除外となる条件

ショッピング保険が適用除外になるのは商品だけではなく、損害を受けた状況も含まれます。
①商品の配送中における破損
②詐欺によって購入した商品
③水害や地震など、自然災害による破損
④自らの商品の置き忘れ、紛失

①配送業者の過失に原因があるので、配送業者で補償してもらえます。また、高価な商品であれば運送保険に加入するはずです。
②詐欺の立証は非常に難しく、また、詐欺を理由に補償を認めると「モラルハザード」が生じますし、保険会社を騙す人も出てきます。
③「火災保険」や「地震保険」、「家財保険」で補償されます。
④他の保険同様、本人に「重大な過失」のあった場合は補償が認められません。

補償金額・自己負担金

ショッピング保険によって補償されるとしても、すべてのケースで新品の購入代金が補償されるわけではありません。修理が可能であれば、当然修理代金が補償されることになります。

また、カード会社によって異なりますが、補償金額の内、自己負担金として1件に付き3,000円~10,000円が掛かります。従って、自己負担金より安い商品ではショッピング保険を使う意味がありません。

年会費無料でショッピング保険の付帯されるクレジットカード

 補償額補償期間発行会社
DCカード Jizile100万円90日三菱UFJニコス
VIASOカード100万円90日三菱UFJニコス
P-one Wiz50万円90日ポケットカード
P-one FLEXY50万円90日ポケットカード
イオンSuicaカード50万円180日イオンクレジット
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三井住友VISAエブリプラス100万円90日三井住友カード
三井住友VISAクレシックカードA100万円90日三井住友カード
JCB LINDA100万円90日JCB
JCBカードエクステージ100万円90日JCB
コスモ・ザ・カードオーパス50万円180日コスモ石油
Yahoo!JAPANカード200万円90日ヤフー
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横浜インビテーションカード100万円90日ジャックス
UCカードFreeBo!100万円90日クレディセゾン
セディナカードJiyu!da50万円180日セディナ
ANA VISAカード100万円90日全日本空輸
JALカードnavi100万円90日日本航空

高額な商品を買う時はポイント還元率の高いカードより、ショッピング保険の付帯されているカードを利用した方が補償のことを考えるとメリットが高いかもしれません。

なお、折角のショッピング保険も「利用控え」が無いと絵に描いた餅になります。補償期間の90日間は必ず利用控えを保管しておくことが肝心です。

また、ショッピングをし過ぎて、おまとめローン審査を申込する人がたまにいますが、ショッピングは基本的に金利がかかりません。カードローンでおまとめローンを組めば大きな金利を払うことになりますので、絶対やめておいた方が良いでしょう。